発達障害にみられる「こだわり」と「一番病」

16.10.19　|　information

発達障害児とひと口にいってもじつにさまざまなお子さんがいらっしゃいます。
デジタル的な才能が突出してはいるが、体幹がきわめて脆弱な児童、逆に体幹は普通レベルよりかなり強いにもかかわらず、文字や記号認識の点において弱いとか、本当にいろいろなパターンを示します。
そうした中でひとつの共通な特徴があるのをご存知でしょうか？
それは強い「こだわり」と、なんでも他者と競いたがり、自分が一番にならないと気がすまない「一番病」です。
「こだわり」とは、自分のペースや関心の維持を最優先させたいという本能的志向です。
「一番病」とは、その延長線上にある極端な精神志向で、周囲との摩擦を増大させることもしばしばです。
アスペルガー症候群に代表される高機能の自閉症スペクトラムの児童には、こうした特徴が顕著にみられます。
「こだわり」や「一番病」は、一般常識から逸脱するような対象に向けられて、それが社会生活の支障となることにより問題化します。
しかし、われわれの経験では、そうならないように小学校の低学年のうちからそのコントロール力を身につけさせていくことは十分に可能です。
それを成し遂げるベースとなるのが、長い年月により培われた体幹と脳幹の機能強化です！
呼吸法とつねに連動して強化された体幹と脳幹の働きは、そうした「こだわり」や「一番病」を、逆に天才へと進化させていく原動力になると我々は確信しています。
さいたま市の浦和区にある放課後等デイサービス事業所であるソーシャルブレインズは、発達障害児を磨かれざる宝石の原石とみて、将来、日本国を背負う貴重な人財となるであろう原石の研磨に愛情深く取り組んでいます。

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